ブログの更新を約一ケ月の間、休んでおりました。今年の夏は調湿材の注文がとても多く、作っては注文が入り作っては注文が入り・・・・・の繰り返しでした。ご注文下さいました皆様、ありがとうございます。
久しぶりの更新ですが、竹取座の炭焼きの様子をご紹介します。
前日までに内窯に竹材を投入し、窯本体に内窯をセットしました。
次の日の午後から開始。まずは、煙突の取り付け。煙突は温度の上昇に関係がありますので、何度か付け替えます。
燃料は竹。まずは小さい竹で火をおこします。竹を燃料にして竹炭を作るエコ100%の炭窯です。
火がついたら、後は煙と温度を見るだけです。通常はまず、竹酢液を採るのですが・・・
竹材を少なめにセットしましたので、今回は竹酢液の採取は省略しました。
それでも、夜までかかります。竹炭は木炭と比べて炭化が難しいようですが、弊社の窯は誰が焼いても同じような竹炭を作ることができます。ポイントは煙突と内窯にあります。
昼間は暑くてたまりませんでしたが、夜は星空を見る余裕ができました。右は「月とたまゆら?」の写真。
夏の炭焼きは夜が最高です。
写真はありませんが、8:00頃から精練をしました。弊社の窯は精練が簡単です。職人の勘なんて必要ありません。なぜなら完全に中を見ながら、しかも安全に精練できるからです。
午後9:00ごろに窯を閉めました。本日かかった時間は約7時間。最高温度752℃。竹材の含水率や量によって所要時間が変わります。
今回は特別早かったです。二日後の朝には通電する竹炭が完成します。
弊社の窯は、販売も行っております。特別注文も承っておりますので、炭窯をお探しの方はお気軽にご相談くださいませ。電話:0977-72-5078 メール: seikenkanri@taketoriza.co.jp です。