竹炭香房 竹取座 「特許二重窯製法の竹炭」

竹取座は、独自の品質基準とその基準をクリアする特許技術で、洗練された竹炭を製造販売しております。

TEL.0977-66-1928

〒879-1504 大分県速見郡日出町大神4976番地

商品

住宅用の調湿材(床下調湿材)のバラ売りも致します。

本日、床下調湿材をご購入頂きました。ありがとうございます。

この商品は、通常1坪用20個入りで、特別価格20,000円とさせていただいておりますが、

弊社の竹炭工房に直接来られるお客様に限り、1個単位での販売も始めました。1,000円/個です。

梅雨が来る前に湿気対策は万全に。床下だけでなく、押し入れやクローゼットにも使用できます。

201105061636000

中身は通電する竹チップ炭ですので、湿気の調整がしっかり出来る半永久的商品です。湿気を吸うだけの

商品とは違い、湿度の変化に合わせて湿気を吸ったり吐いたりを繰り返します。

実はこの商品、最初はもっとシンプルな袋で作りました。こんな感じです・・・

yukasitatyoushitsu一般的に売っている床下調湿炭の形です。

これで産業科学技術センターに湿気の吸放出実験をしてみたところ、吸う力はあったのですが、

その湿気を吐き出す力があまり発揮されませんでした。

その原因として空気との接触面積が狭いと湿気を吐き出しきれないということが推測されました。

そこで、形状を変えて再試験したところ放湿力が大幅に改善できましたので、弊社はこの形で販売

することとなりました。他社製品の場合はどうなのかはわかりませんが、床下調湿材の形状としては

床との設置面積を少なくして空気との接触面積を大きくする方がかなり効果があります。

 

効果のほどはこの機会にぜひお試しくださいませ。竹取座の工房にて販売しております。

(製品の販売時間は平日の午前9:00~午後1:00位までとさせていただいております。)

 

ご来場お待ちしております。

 

浄化槽の消臭ならサントルD!浄化槽管理業者が研究開発した新しい浄化槽の消臭材です。

サントルDについては何度か書きましたが、ネット検索するとあまりにもニオイで困っている人が多いことと、

消臭の決定的な製品はこれ以外には見当たりませんので、再度ご紹介いたします。

santoruD13

詳細は弊社のホームページでご紹介しておりますが、サントルDは浄化槽の消臭をおよそ1年間持続させる

ことができます。この持続期間も業界初です。消臭するというよりもニオイの元からニオイ成分を分解する

速度を促進し、それを持続させる商品ですので、年々効果が増してゆきます。

今まで浄化槽の消臭剤は一時しのぎ的なものが多く、決定的な商品はありませんでした。浄化槽管理業者でも

ある弊社にとっても大きな課題でした。決定的な商品がこれです。『ハエとる・虫とる・ニオイとる サントルD』。

まずはお試しくださいませ。

ホームページのオンラインショップからご購入可能です。

床下調湿竹炭のご注文承ります。

本日、床下調湿用の竹チップ炭のご注文をいただきました。

弊社ではこの商品を押し入れやクローゼットその他の湿気対策にもおススメしております。

ある方は掘りごたつの中に入れてくれていますし、ある方は押し入れや台所の下に敷いておられます。

201105061636000

基本ロットは20個/箱ですが、押し入れやクローゼット用には5個からご注文をお受けしております。

5個で5,000円です。30cm×40cmの袋に竹チップ炭を4.5リットル入れています。

カビ対策に。シロアリやダニ、ムカデ予防に。湿気の吸着と放出をしますので、湿度の高い時は、

湿気を吸って、湿度の低い時には湿気を吐き出す優れモノです。さらに消臭効果もございます。

不織布の袋は通気性があって、粉が漏れない特殊な不織布を使っておりますので安心です。

大分県産業科学技術センターで調湿データを出しており、データはホームページで公開しております。

 

℡:0977-72-5078 竹取座 恩賀(おんが)まで。

棒竹炭の使い方

棒状竹炭はいろんな使い方が出来ます。

弊社としては、リビングに飾っておいて、時にはお客様用のおしゃれなマドラーとして使うというスタイルを

考えて作っています。普段は左写真のようにグラスに入れてインテリアに。

CIMG48621 CIMG48581 CIMG48551

この竹炭は750℃の高温で炭化しております。だからペットボトルに入れてミネラルウォーターも作れます。

喫茶店やバーカウンターにもピッタリです。自分で竹炭カフェでも作った時には採用したいです。

12本で500円です。現在はホテルソラージュと竹取座ミニショップのみで購入できます。

 

サントルD開発秘話 最終回

サントルD開発秘話は今回が最終回です。

サントルD完成後、まずは弊社が維持管理をしているお客様に限定販売致しました。

結果は分かっていましたが、皆様にご満足いただくことができ、ホッといたしました。

その後すぐに特許の申請も致しました。特許は平成21年に無事取得でき、その年の販売数は、

前年の倍になりました。現在は年々利用者は増加し、リピート率も95%以上を維持しています。

santoruD13

浄化槽の消臭と害虫駆除と汚泥減少をすべて実現できる画期的な商品です。その効果の持続期間は

1年間ですが、これも業界初の驚異的な持続力です。必ずご満足いただけると信じております。

サントルDは、工房開設から特許取得・実用化までに16年の歳月がかかりましたが、私たちの水資源と

環境衛生を守るために、大いに活躍することができると信じております。

 

これにて『サントルD開発秘話』は終了です。ご質問等ございましたら、竹取座までご連絡をお待ちして

おります。0977-72-5078 または、0977-67-7898 まで。

 

 

サントルD開発秘話③

前回の続きです。

一つの窯内で品質を一定にするには、灰にならずに、焼きムラのない炭化が実現できなければなりません。

まずは窯の形状の改良。燃焼室の位置や大きさも関係いたします。そして、空気の入り方や圧力のかかり方

も改良のポイントとなりました。そして何よりも炭化の過程で灰になりにくい構造にしなくてはなりません。

灰になる部分は決まっています。長時間高温気体にさらされ、炭化が進みやすい場所です。

詳細は書けませんが、これらの課題を一つ一つを実験しては改良し、仮説を立てては実験しの繰り返しでした。

最終的に考案したのが現在の『二重窯構造』です。弊社の窯は、少し特殊な二重窯構造をしています。

ようやく、形になった時は工房開設から10年が過ぎていました。

 

もちろん、その過程で炭の品質は、グングンと良くなってゆきましたので、『サントルB』『サントルC』と

改良されて最終的に窯の成熟とともに『サントルD』が出来上がりました。

サントルDは、浄化槽での実験ですので、長い年月を必要としました。粒が詰まったりしないか、適量はどのくらい

が理想的なのか、何℃で炭化したものがもっとも効果を発揮できるのか、効果の持続力と粒子の大きさの関係性、竹炭

の硬さなど、あらゆる可能性を考えて実験し、現在の『サントルD』となりました。だから、ご心配なさらずに。

浄化槽が壊れるなんてことは、ありませんから。

 

続きは次回にて。この後、特許取得とともに本格的な販売を開始することとなります。

サントルD開発秘話②

昨日の続きです。

そもそもどうして竹炭を浄化槽に利用することになったのかといいますと・・・

弊社は浄化槽の維持管理業を営んでおります。浄化槽は、みなさまもご存じのとおり、たまにニオイがいたします。

特に、雨の日や朝方にニオイが上がってくることが多く、また、汲み取りをすれば微生物が減ってしまうので、

しばらくニオイがしてしまいます。慣れてしまった方も多いでしょうが、汲み取っても汲み取らなくても臭うのが

浄化槽です。ニオイの問題はご近所でも指摘する方が少なく、誰も見て見ぬふり?臭って臭わぬふりをしています。

 

最初はこれを解決するために竹炭を利用することを考えました。ところが、実験を重ねるうちに驚きの効果を発見

いたしました。それは、一定の品質の竹炭を適量投入すると、浄化槽のニオイばかりか、そこで生活しているゴキブリ

やチョウバエ、便所バチなどの幼虫や卵も分解して殺してしまえるということでした。これは大発見でした。

さらにもうひとつ、竹炭の効果で浄化槽の汚泥を分解して減らしてしまえるということが実験的にはっきりしました。

(その後、これは国立環境研究所というところで、確かな実験結果が出ています。)つまり品質を改良しさえすれば、

弊社の「サントルD」は一石三鳥の効果があることが予想できました。おまけの果てに効果の持続期間が他社の化学製品

に比べダントツに長く、浄化槽のためだけでなく、自然にもやさしい、まさに環境のための製品になると確信し、完璧な

商品化を目指しました。

 

とにかく、これだけの効果が今ようやく証明されているのですが、浄化槽で利用するには、竹炭の品質が課題でした。

その後、弊社は、一定品質の竹炭を作れる窯の開発をすることとなります。誰が焼いても簡単に一定品質の竹炭を作れる

窯を作れば、浄化槽に最適な竹炭(炭の硬さや粒の大きさ・炭の化学的性質が同一で最適な竹炭)を作ることが可能と

考えたわけです。

taketoritaro1 写真は竹取座の特許二重窯(2013年現在3基設置)

・・・続きは次回にて。次回以降は、その後の窯開発とサントルDの特許取得について投稿いたします。

サントルD開発秘話①

弊社の浄化槽専用竹炭顆粒『サントルD』の開発は窯の開発と大いに関係があります。

一番最初に作ったのは『サントルA』と言います。

弊社が竹炭事業を開設したのは平成5年です。開設当初は自家製の土窯やドラム缶で作り始めました。

ところが、昔ながらの焼き方ではその日その日で品質がバラバラです。「良く焼けた」「焼けなかった」のレベルです。

出来た炭がどんな性質を持っているかなんて考えもしません。良く焼けたらOKという感じです。

さらに厄介なのが、同じ窯内の炭でも配置している場所によって未炭化の部分や灰になる部分が出てきます。

問題でした。窯が炭の品質を左右し、焼き方でまた品質が変わります。そしてどんなに良い窯で上手に焼いても、

良く焼ける部分と焼けない部分が出てきます。土窯では到底すべて同一品質の竹炭なんて出来ないんです。

だから選別して作るんですね。良く焼けている部分を見つけ出し、それを加工して製品にすることになります。

このよく焼けている部分を破砕した竹炭で浄化槽での実験を開始しました。これが最初の「サントルA」です。

粒の大きさも今のものより大きく、出来た竹炭を破砕しただけでしたので、効果もマチマチで改良が必要でした。

 

・・・・・この続きは次回のブログで。浄化槽に適した竹炭はこの後、窯とともに開発が進みます・・・・・