竹炭の品質を管理するには、通電テストが欠かせません。
竹炭はだいたい650℃以上で炭化すると通電するようになります。実験では、650℃~800℃くらいで炭化すると、比表面積が最大クラスになり最も調湿効果が高くなることがわかっています。高温でも800℃を超えて炭化すると、逆に比表面積がどんどん小さくなっていきます。
また、650℃~800℃で炭化していても、その温度の継続時間が短いとダメですし、竹の含水率も無関係ではないのです。
竹チップ炭1粒だけで通電チェックをしてみました。・・・・・・しっかりと通電しています。
【竹取座では特許二重窯にて炭化のあと、実際の通電テストは内窯ごとに実施しています。】
見た目は400℃でも800℃でも炭は炭ですが、その有効性は変わってきます。調湿用の竹炭を作る場合は、炭化後に通電テストを実施して確認することが重要と考えています。こうして念のため実際に通電テストを行うことによって、調湿材としての品質を確認し、本物をお届けできるよう努めております。弊社の品質についての詳細は本ウェブページの『品質基準』をご覧くださいませ。