弊社の浄化槽専用竹炭顆粒『サントルD』の開発は窯の開発と大いに関係があります。
一番最初に作ったのは『サントルA』と言います。
弊社が竹炭事業を開設したのは平成5年です。開設当初は自家製の土窯やドラム缶で作り始めました。
ところが、昔ながらの焼き方ではその日その日で品質がバラバラです。「良く焼けた」「焼けなかった」のレベルです。
出来た炭がどんな性質を持っているかなんて考えもしません。良く焼けたらOKという感じです。
さらに厄介なのが、同じ窯内の炭でも配置している場所によって未炭化の部分や灰になる部分が出てきます。
問題でした。窯が炭の品質を左右し、焼き方でまた品質が変わります。そしてどんなに良い窯で上手に焼いても、
良く焼ける部分と焼けない部分が出てきます。土窯では到底すべて同一品質の竹炭なんて出来ないんです。
だから選別して作るんですね。良く焼けている部分を見つけ出し、それを加工して製品にすることになります。
このよく焼けている部分を破砕した竹炭で浄化槽での実験を開始しました。これが最初の「サントルA」です。
粒の大きさも今のものより大きく、出来た竹炭を破砕しただけでしたので、効果もマチマチで改良が必要でした。
・・・・・この続きは次回のブログで。浄化槽に適した竹炭はこの後、窯とともに開発が進みます・・・・・