竹炭香房 竹取座 「特許二重窯製法の竹炭」

竹取座は、独自の品質基準とその基準をクリアする特許技術で、洗練された竹炭を製造販売しております。

TEL.0977-66-1928

〒879-1504 大分県速見郡日出町大神4976番地

02月

サントルD開発秘話 最終回

サントルD開発秘話は今回が最終回です。

サントルD完成後、まずは弊社が維持管理をしているお客様に限定販売致しました。

結果は分かっていましたが、皆様にご満足いただくことができ、ホッといたしました。

その後すぐに特許の申請も致しました。特許は平成21年に無事取得でき、その年の販売数は、

前年の倍になりました。現在は年々利用者は増加し、リピート率も95%以上を維持しています。

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浄化槽の消臭と害虫駆除と汚泥減少をすべて実現できる画期的な商品です。その効果の持続期間は

1年間ですが、これも業界初の驚異的な持続力です。必ずご満足いただけると信じております。

サントルDは、工房開設から特許取得・実用化までに16年の歳月がかかりましたが、私たちの水資源と

環境衛生を守るために、大いに活躍することができると信じております。

 

これにて『サントルD開発秘話』は終了です。ご質問等ございましたら、竹取座までご連絡をお待ちして

おります。0977-72-5078 または、0977-67-7898 まで。

 

 

サントルD開発秘話③

前回の続きです。

一つの窯内で品質を一定にするには、灰にならずに、焼きムラのない炭化が実現できなければなりません。

まずは窯の形状の改良。燃焼室の位置や大きさも関係いたします。そして、空気の入り方や圧力のかかり方

も改良のポイントとなりました。そして何よりも炭化の過程で灰になりにくい構造にしなくてはなりません。

灰になる部分は決まっています。長時間高温気体にさらされ、炭化が進みやすい場所です。

詳細は書けませんが、これらの課題を一つ一つを実験しては改良し、仮説を立てては実験しの繰り返しでした。

最終的に考案したのが現在の『二重窯構造』です。弊社の窯は、少し特殊な二重窯構造をしています。

ようやく、形になった時は工房開設から10年が過ぎていました。

 

もちろん、その過程で炭の品質は、グングンと良くなってゆきましたので、『サントルB』『サントルC』と

改良されて最終的に窯の成熟とともに『サントルD』が出来上がりました。

サントルDは、浄化槽での実験ですので、長い年月を必要としました。粒が詰まったりしないか、適量はどのくらい

が理想的なのか、何℃で炭化したものがもっとも効果を発揮できるのか、効果の持続力と粒子の大きさの関係性、竹炭

の硬さなど、あらゆる可能性を考えて実験し、現在の『サントルD』となりました。だから、ご心配なさらずに。

浄化槽が壊れるなんてことは、ありませんから。

 

続きは次回にて。この後、特許取得とともに本格的な販売を開始することとなります。

サントルD開発秘話②

昨日の続きです。

そもそもどうして竹炭を浄化槽に利用することになったのかといいますと・・・

弊社は浄化槽の維持管理業を営んでおります。浄化槽は、みなさまもご存じのとおり、たまにニオイがいたします。

特に、雨の日や朝方にニオイが上がってくることが多く、また、汲み取りをすれば微生物が減ってしまうので、

しばらくニオイがしてしまいます。慣れてしまった方も多いでしょうが、汲み取っても汲み取らなくても臭うのが

浄化槽です。ニオイの問題はご近所でも指摘する方が少なく、誰も見て見ぬふり?臭って臭わぬふりをしています。

 

最初はこれを解決するために竹炭を利用することを考えました。ところが、実験を重ねるうちに驚きの効果を発見

いたしました。それは、一定の品質の竹炭を適量投入すると、浄化槽のニオイばかりか、そこで生活しているゴキブリ

やチョウバエ、便所バチなどの幼虫や卵も分解して殺してしまえるということでした。これは大発見でした。

さらにもうひとつ、竹炭の効果で浄化槽の汚泥を分解して減らしてしまえるということが実験的にはっきりしました。

(その後、これは国立環境研究所というところで、確かな実験結果が出ています。)つまり品質を改良しさえすれば、

弊社の「サントルD」は一石三鳥の効果があることが予想できました。おまけの果てに効果の持続期間が他社の化学製品

に比べダントツに長く、浄化槽のためだけでなく、自然にもやさしい、まさに環境のための製品になると確信し、完璧な

商品化を目指しました。

 

とにかく、これだけの効果が今ようやく証明されているのですが、浄化槽で利用するには、竹炭の品質が課題でした。

その後、弊社は、一定品質の竹炭を作れる窯の開発をすることとなります。誰が焼いても簡単に一定品質の竹炭を作れる

窯を作れば、浄化槽に最適な竹炭(炭の硬さや粒の大きさ・炭の化学的性質が同一で最適な竹炭)を作ることが可能と

考えたわけです。

taketoritaro1 写真は竹取座の特許二重窯(2013年現在3基設置)

・・・続きは次回にて。次回以降は、その後の窯開発とサントルDの特許取得について投稿いたします。

サントルD開発秘話①

弊社の浄化槽専用竹炭顆粒『サントルD』の開発は窯の開発と大いに関係があります。

一番最初に作ったのは『サントルA』と言います。

弊社が竹炭事業を開設したのは平成5年です。開設当初は自家製の土窯やドラム缶で作り始めました。

ところが、昔ながらの焼き方ではその日その日で品質がバラバラです。「良く焼けた」「焼けなかった」のレベルです。

出来た炭がどんな性質を持っているかなんて考えもしません。良く焼けたらOKという感じです。

さらに厄介なのが、同じ窯内の炭でも配置している場所によって未炭化の部分や灰になる部分が出てきます。

問題でした。窯が炭の品質を左右し、焼き方でまた品質が変わります。そしてどんなに良い窯で上手に焼いても、

良く焼ける部分と焼けない部分が出てきます。土窯では到底すべて同一品質の竹炭なんて出来ないんです。

だから選別して作るんですね。良く焼けている部分を見つけ出し、それを加工して製品にすることになります。

このよく焼けている部分を破砕した竹炭で浄化槽での実験を開始しました。これが最初の「サントルA」です。

粒の大きさも今のものより大きく、出来た竹炭を破砕しただけでしたので、効果もマチマチで改良が必要でした。

 

・・・・・この続きは次回のブログで。浄化槽に適した竹炭はこの後、窯とともに開発が進みます・・・・・

サイト管理人の自己紹介

サイト管理人の恩賀です。

今回は、簡単な自己紹介を投稿します。

氏名:恩賀弘二

出身:大分県別府市

職歴:以前は、不動産売買仲介・賃貸仲介・マンション販売等、不動産関連の会社に勤めておりました。

資格:不動産業には欠かせない宅地建物取引主任者の免許(今の仕事には使いませんが・・・)

性格:「誠実だが頭が固い」と昔よく言われました。自分では、楽観的・不器用・地道にやり遂げる性格だと思っています。

好きな言葉:『今はまだ駄目だが少しずつ良くなっている』・・・題名は忘れましたが昔読んだ本に書いてありました。大きな目標を達成するまでの間、モチベーションを保つための魔法の言葉です。(実際に良くなっていないとダメですが・・・^^;)

趣味:映画鑑賞が今の私の楽しみです。今はご無沙汰ですが、神社めぐりや旅行が好きです。

今の目標:弊社の竹炭製品をご利用下さった方々に「竹炭って本当はこんなにすごいんだ」と感動していただくこと。

人生の指針:常に『物事の本質を見ようとする』ことと『物事のあるべき姿を考える』こと。これにより判断の基準が見えてきますし、自分の価値観が明確になっていくように思います。(あくまで私の場合ですが・・・)

 

以上、簡単ですが管理人の自己紹介でした。細かい個人情報を投稿することは危険みたいですのでこんな感じになりました。

 

大神海岸線プロジェクト

2013年2月18日

今、日出町の大神地区で一つのプロジェクトが立ち上がろうとしています。今はまだ、大神という町を知らない方は多いと思いますが、日出町の大神をもっとよく知ってもらおうと、この地域の様々な業種の方々が集まって、今年2度目の意見交換会を行いました。

まだまだ、意見を出し合うところまでですが、少しずつ形が見えてくるのではないかと感じました。まずは私にできることと言えば、こうして情報を発信して日出町の『大神』を知ってもらうことだと思い、今後、この地域の活性化のために集まった地元の有志の方々についての紹介記事も定期的にupにしてゆこうと思います。

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竹取座のサイトをリニューアルいたしました。ブログも始めました。

2013年2月18日

はじめまして。弊社もブログで情報を発信しようと、今年からブログを始めることにいたしました。このサイトでは『イベント・出展情報』と『竹炭体験教室』のページでの情報発信と『管理人のブログ』のページで商品紹介やその他の活動を発信いたします。私のプロフィールも今後載せていきたいと思います。今日は初ブログということで、取り急ぎご挨拶記事を投稿いたしました。今後ご期待下さいませ。

竹取座 サイト管理者 恩賀弘二